大きな地震や災害のニュースをテレビでみると怖がりな私はついつい備蓄の食料が増えていってしまいます。
ただいくら非常時でも缶詰とご飯だけじゃぁ味気ないなぁ。
とはいえこれまでは「買って増えるだけ」なことが多く、乾物やレトルトのものは賞味期限がいつの間にか切れてしまって無駄にしてしまっていました。しかもほとんど食べる気もしなかった。
非常時にも缶詰やレトルト食品だけでなく野菜もあるといいのにと考えていたら「乾燥野菜」や「乾物」「ピクルス」などがある事に気が付き一気に非常食が身近な感じになりました。
そこでやっと色々な備蓄食料を使ったレシピを作りちゃんと食べてみたいと思うようになったのです。
今回は初めて友人に来てもらい試食会をしたの時のメニューをご紹介しますね。
(写真の撮り方があまり上手くないですがご容赦ください!)
備蓄食ワンプレート①
ワンプレートで作りました!
この時はブロッコリーだけ手持ちのものを使いましたが他は全て備蓄食品。
ごはんはメスティンで炊きました。今回は固形燃料25g1つで1合のご飯が普通に炊けました。ただ固形燃料の種類やメーカーによって燃焼時間は異なるので使う時には、パッケージの指示をよくお読んで使ってくださいね。
他のおかずは
①鶏の炭火焼(レトルトですがとっても美味しい)水色の袋のもの
②ツナコーンと人参、紫キャベツのサラダ
③鮭の缶詰と玉ねぎの白ワイン蒸し
④切り干し大根と乾燥人参の炒り煮
⑤いわしの蒲焼の缶詰
(使用した材料は上記です)
①鶏の炭火焼き(お湯で5分程)
お湯で温めただけです。
②は人参と紫キャベツのサラダとツナコーンのサラダ
人参と紫キャベツの瓶詰めはそのままで食べれますしツナコーンと合わせるとボリュームがあるサラダになるので便利です。半年以上日持ちしますから備蓄にもおすすめです。
③乾燥玉ねぎと鮭の水煮缶の白ワイン蒸し(10分程度蒸し煮)
乾燥玉ねぎを熱湯でサッと戻し水気を切ってから鍋に入れその上に鮭の缶詰をのせて軽く塩をして白ワインで蓋をして蒸し焼きにしました。
④切り干し大根と乾燥人参の炒り煮(炒めて7-8分煮込む)
水で戻した切り干し大根と人参、油揚げを味付けしています。
⑤いわしの蒲焼
こちらは缶からだしそのまま食べました。
初回という事もありほぼ混ぜたか温めたかくらいの料理ですが、ただ缶詰とご飯だけではきっと飽きてしまうと思いますしやはり野菜系は欲しいです。
瓶詰めの人参や紫キャベツのサラダはちょっとした付け合わせにもなりますし、乾燥人参をドレッシングでしばらく漬け込めば出来上がります。
市販のもので乾燥やフリーズドライ食品は購入できるので色々な種類を揃えておけばレパートリーも増えますし飽きずに食べれます。
非常時は洗い物は出来るだけ減らしたいのでワンプレートにしました!
備蓄食、非常食の料理ポイントは?
今回の試作品のポイントです。
①人参と紫キャベツのサラダ
これはとっても便利です。特に人参はとっても美味しいです!ただ最近は売り切れが多くなってるしめちゃ高くなっているので乾燥人参で自作しています。あときゅうりなどのピクルスも備蓄しておくと便利です。
乾燥人参は、ドレッシングに漬ける以外にも、スープや炒め物に活用できます。戻しの時間は種類によって異なりますので、事前に試しておくことをおすすめします。
②鶏の炭火焼き
レトルトなのですがとっても美味しいので普段の食事にも食べれます。1食あたり261円(2024.8.3現在)なのでお得感もあります。保存期間は常温保存で3年あります。
③ご飯は固形燃料1つで簡単に炊ける
電気やガスが使えない時には「カセットコンロ」も便利ですがカセットガスが必要になってきます。固形燃料も準備しておくと便利です。いざという時のためにメスティンのセットと固形燃料も準備しておくことをおすすめします。
温かいものが食べれると少し気持ちも落ち着きますし、お湯も沸かせる、揚げ物もできますよ。
普段の食事にもなる備蓄ご飯!はじめての備蓄食の試食会まとめ
初めての試食会だったので本当に「試食」がてらになりました。あるものの中から見繕って温めたり、和えたりと簡単なものばかりですが非常時にこれが食べられると思えば御の字。全て作るわけではないですが「作れる」という気持ちが安心感になり、ちょっと真面目に備蓄食のアレンジメニューを考えよう!と思うきっかけになりました。
缶詰や乾燥野菜、乾物を駆使して今後、美味しい備蓄食考えていきますので宜しければ参考にされてください。